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津島でめぐる #レトロ時間


 「レトロ」なんてコトバは昔はなかった。それは一心に新しいものへと邁進してきたから。目まぐるしく新旧入れ替わる現代だからこそ人々は変わらないモノへの安心感を求めるのであろう。そして「レトロ」はときに、よそから来た人や若い世代層にとっては目新しく新鮮なモノへと変身する。

 これぞ、レトロマジック !!


 だからこそ今、古い商店や街並みが残る津島が魅力的なのだ。

 そこにはレトロな商品がわんさと並ぶ。ずばりお宝だ。気さくに接してくれる店主との会話も大きな楽しみの一つ。「これ、何ですか?」の連発。今ではもう製造されていないモノや、津島ならではの道具類にワクワク。

 そんな生粋の老舗だけでなく、若手がレトロ雑貨店を営んでいたりする、実に面白い町である。





 商店街の先には全国に約三千ある津島天王社の総本山、津島神社がある。六百年近く前から続く神事、天王祭りは厳かな幽玄の世界。門前には献上銘菓あかだくつわのお店があり、製造体験(予約制)もできる。神社周辺の町並みはまさにノスタルジック空間。歴史ある旅館だったレストランや旧家、どこをとっても浪漫を感じる。

 ついついスマホを手にパシャリとしたくなる景色ばかり。レトロ雑貨もお菓子も町並みも、ワクワクを全部残したい!津島めぐりが終わる頃、スマホはお宝箱に大変身。津島の町は古いものを大切に残し守ってきた。そこには計り知れないほどのストーリーが秘められている。

 あなたも、津島の魅力発見の旅に出かけてみましょう !!

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